首都圏などの防疫対策レベル引き上げへ 「第3波」深刻=韓国政府(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国政府の中央災難(災害)安全対策本部は22日、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大している首都圏での防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを24日から5段階のうち上から3番目の第2段階に引き上げることを決めた。感染者が急増している南西部の光州市と全羅北道・全羅南道に対しては、第1.5段階に引き上げる。今回の引き上げ措置は来月7日までの2週間適用される。  首都圏の場合、今月19日に第1段階から第1.5段階に引き上げたばかり。政府は当初、第1.5段階を2週間適用する方針だったが、1日当たりの新規感染者は5日連続で300人を上回るなど、予想より「第3波」が早く到来したため、第2段階への引き上げを決めた。  同本部の朴凌厚(パク・ヌンフ)第1次長(保健福祉部長官)は「12月3日に予定されている大学修学能力試験(日本の大学入学共通テストに相当)前に感染者の増加ペースを抑え、冬の大流行を先んじて防ぐため」と説明した。  政府は首都圏などでの感染拡大の状況が深刻だと判断している。感染拡大を防止できない場合、1日当たりの感染者が600人を超える恐れもあると見ている。  第2段階は▼感染者数が第1.5段階基準の2倍以上増加▼二つ以上の圏域で第1.5段階の流行が継続▼全国の1日当たりの感染者数が300人超過――のうち、一つ以上の基準を満たす場合に適用される。  第2段階では営業中止などの措置が取られ、自営業者らが打撃を受けるとみられる。第1段階では重点管理施設9業種のうち、クラブなど5業種の利用人数が施設面積4平方メートル(約1.21坪)当たり1人に制限されるが、第2段階では休業となる。カラオケボックスは午後9時以降の営業ができない。  カフェの場合、第1.5段階ではテーブルの間隔を空ける措置が取られるが、第2段階では営業時間と関係なく、持ち帰りと出前だけを認める。飲食店も午後9時以降は持ち帰りと出前だけになる。  結婚式場などは出席者数が100人未満に制限され、スポーツ試合の観客は収容人数の30%以内から10%以内に縮小される。  学校の登校人数は全校生の3分の2から3分の1に減る。ただ、高校の場合は3分の2とする。

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(2020/11/22)