2020年の新米商戦、静かな理由は新型コロナ古米在庫増でアピールしづらく(NIKKEI STYLE)

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昨年産まで5年連続で価格が上昇し、消費者のコメ離れが一層進みました。さらに、今年は新型コロナウイルスによる外食需要の減少も加わり、昨年産の古米が余っています。全農が今年10月末時点で抱える昨年産のお米の在庫は前の年と比べて2倍の25万トンとみられています。流通業者の倉庫はパンパンです。一方、今年の全国の作柄は101(平年並み)で、農水省の9月時点の予想では、収穫量は昨年を超えます。北海道や東北など主要産地で豊作傾向にあり、コメ余りが一層意識されそうです。流通や小売りは新米を大きくアピールしてしまうと残っている古米が売れなくなるため、広告を手控えているとみられます。 新米はどのくらい下がっているんでしょうか。主要銘柄の卸間の取引価格、つまり卸同士でコメを融通し合う時の価格は昨年の出回り当初と比べて8~19%下落しました。指標となる新潟産コシヒカリ(産地を特定しない一般品)は現行の流通制度になった2004年以降で最も安くなっています。

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(2020/11/22)