大学ラグビー 明大が帝京大を下し1敗キープ 箸本主将「自信につながる試合」(スポーツ報知)

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◆関東大学ラグビー ▽対抗戦(22日・秩父宮)  明大は帝京大に39―23で勝利し、5勝1敗として優勝戦線に踏みとどまった。明大のNO8箸本龍雅主将(4年)は「ミスはたくさん出たけど自信につながる試合だったと思う」と総括現在5戦全勝の早大との一戦(12月6日・秩父宮)に向けて「しっかりした試合をし、きょうの課題だった試合の入りを注意して、いい試合ができれば」と意気込んだ。敗れた帝京大は4勝2敗となり、早大が23日に秩父宮で慶大(4勝1敗)に勝利すると、2年ぶり優勝の可能性が消える。  明大は前半2分に先制トライを許し、その後も攻め込みながら得点できない時間帯が続いた。0―13の同23分にゴール前のスクラムからNO8箸本龍雅主将(4年)が左に出て、センター児玉樹(3年)がトライ。ようやくスコアボードに得点を刻んだ。再び2トライを許したが、2トライを返し19―23で前半を折り返した。  田中澄憲監督は「前半は試合に入り込めていなかったというか、半信半疑だった」と振り返った。1日の慶大戦に12―13で敗戦。仕切り直そうと準備していたが、7日の試合は対戦相手の日体大がコロナ感染者が出て棄権したため不戦勝に。試合間隔が空いたことが裏目に出た。NO8箸本は「焦りはなかった。慶大戦から修正したアタックは通用していたし、(失点は)全部自分たちのミスからだった。ミスをなくせば絶対スコアできると話した」と冷静さを失っていなかった。  言葉通りに後半4分、ウィング石田吉平(2年)が自陣から大きくゲインし、追走しパスを受けたSH飯沼蓮(3年)が残り40メートルを走りきり逆転に成功した。同11分には場内から大きな手拍子を受けながらゴール中央5メートルの位置でのスクラム。NO8箸本が右サイドを突いてトライを奪い突き放し、守っても帝京大を後半0点に抑えた。  試合中に修正できる能力を示し、スクラムでは帝京大を押しまくった。ロングキックが持ち味で経験のあるFB雲山弘貴(3年)も復帰し、好材料がそろい12月6日に早大と激突する。2年連続優勝へ「特別なことない。僕たちは成長過程にいる。小さな事を積み上げていくことだけ」と指揮官は話した。

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(2020/11/22)