初日好調も予選では低調……“いつもの展開”にヤマハのビニャーレスうんざり「勝つのは不可能」|MotoGPポルトガルGP(motorsport.com 日本版)

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 アルガルヴェ・サーキットで行なわれているMotoGP最終戦ポルトガルGP。ヤマハのマーベリック・ビニャーレスはその初日に行なわれたFP1、FP2で共に2番手タイムを記録し、優勝したミサノでのエミリア・ロマーニャGP以来の好感触だと語っていた。 【リザルト】MotoGP最終戦ポルトガルGP:予選結果  しかしながら迎えた土曜日の走行では一転、グリップを感じられなくなってしまい、予選は8番手に。サテライトチームであるペトロナス・ヤマハSRTのフランコ・モルビデリ(2番手)、ファビオ・クアルタラロ(5番手)に遅れを取る形となった。  ビニャーレスは土曜日以降調子を落とした理由を説明できないといった様子で、次のようにコメントした。 「ほとんどの週末と同じ感じだ」 「週末を通して改善していないんだ。FP1は本当に速かったし、FP2も速くて安定していた」 「その後は、プラクティスを重ねるごとに悪くなっていった。FP4では4周くらい良いラップを刻めたけど、あとは散々だった……(何故なのか)説明できない。分からないんだ」 「あとはヤマハに聞いてほしい。これまで毎回こんな感じだし、僕としては言い訳をしたくないからね」 「よく分からないんだ。バイクがうまく走ってくれる時は、燃料を満タンにしても同じことができるんだけど……言えることはあまりないよ」  マシンが自分を苦しめている時、どのようにして気持ちを前向きにを保っているのか? そう尋ねられたビニャーレスはこう返した。 「基本的に、期待値をかなり低く見積もること。それだけだ」 「それが自分自身を落ち着かせる方法なんだ。これまでと同じような期待はできないしね」 「いつも僕のメンタリティは、勝つこと、勝つこと、とにかく勝つこと……といった感じだった。今はそれが不可能だと分かっているので、期待値を下げているんだ」 「大体の週末が同じような感じで、初めにハイレベルな仕事をしてから、徐々にペースを落としているような感じだ」 「だからこれ以上言うことはあまりない。誰も解決策を知らないんだ。前向きでいようとしているし、落ち着いてバイクに乗ろうとしている」 「タイヤの違いで1秒(ペースに差が出る)ということもあるし、次の瞬間フィーリングを失ったりすることもある。だからこの後のことは分からない」

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(2020/11/22)