コロナで祭り中止…イベント用品会社はどうする?  2代目が選んだのは「ECサイト」(ツギノジダイ)

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 2代目の佐藤さんは、大学生の頃からアキザトの倉庫でアルバイトを始め、卒業後しばらくして社員になりました。「入社後は父の厳しい指導が待っていました。目に見える結果を求められ、営業成績はトップで当たり前だと言われました。営業の仕事では、佐藤という姓を名乗ることを止められ、下の名前で営業していたほどです。おそらく、取引先に息子だと分からないようにするためだったと思います」  先代は元々、還暦前の引退を考え、早くから佐藤さんへの継承を意識していたため、厳しい指導となったそうです。入社当時のアキザトは会社の体質が古く、改善すべきところがたくさんありました。佐藤さんは後継ぎとして、気になる点を指摘していきます。  「例えば、お客様から注文の電話が鳴っても対応がぞんざいでした。発注ミスで商品が足りなくなっても『もう間に合いません』『FAXを送り直してください』と、平気で言っていました。そういう態度を改めるようにするだけで、売上は伸びていきました」  佐藤さんは大手取引先の担当も任され、結果を出していきます。先代は昭和気質で頑固なタイプだったそうですが、佐藤さんは営業成績を上げることで、社内での発言権を獲得しました。2004年に役員に就任し、2006年に社長を引き継ぎました。先代は58歳で、佐藤さんはわずか30歳。早めの事業継承でした。

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(2020/11/22)