年金の繰り上げ受給、繰り下げ受給、みんなはどのくらいしている?(ファイナンシャルフィールド)

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厚生労働省年金局がまとめた「繰下げ制度の柔軟化」内のデータによれば、繰り下げ受給の選択が終了した70歳の年金受給権者の利用状況は上記のグラフのようになっています。国民年金、厚生年金ともに繰り上げ受給や繰り下げ受給を選択される方は少なく、大多数の方が通常どおりに年金を受け取っているようです。では、繰り上げ受給と繰り下げ受給を選ぶ人の割合の推移について詳しく見ていきましょう。 ◆繰り上げ受給の状況 2017年度末の70歳の年金受給権者における繰り上げ受給の利用者数は、国民年金では5.2万人でした。これは全体の19.7%という割合になります。繰り上げ受給は2013年度末では26.5%の方が利用していましたが、そこから毎年減少傾向が続いています。今後もこの減少傾向が続くことが予想されます。 ◆繰り下げ受給の状況 2017年度末の70歳の受給権者における繰り下げ受給の利用者数は、国民年金で0.4万人となりました。これは全体の1.5%に当たります。対して厚生年金で繰り下げ受給を選択した人は2.1万人であり、全体の1.2%です。繰り下げ受給の利用者数については2013年以降、国民年金、厚生年金いずれも横ばいの状況が続いています。2013年末から2017年末までの全体の割合で見ると、国民年金ではおおむね毎年1.4%前後、厚生年金では1.0%程度となっています。

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(2020/11/22)