性教育への関心がまだまだ低い日本…アフターピルの重要性(TOKYO MX)

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TOKYO MX(地上波9ch)朝のニュース生番組「モーニングCROSS」(毎週月~金曜7:00~)。10月29日(木)放送の「ニュースランキング」のコーナーでは、「アフターピル」に着目し、意見を交わしました。 ◆アフターピル、薬局での販売は必要か? アフターピル(緊急避妊薬)のアクセス改善を求める市民プロジェクトのメンバーらが、10万を超える署名と要望書を国に提出。現在、日本でアフターピルを入手するには産婦人科などでの受診や処方が必要となっています。プロジェクトの代表らは会見を開き、「女性が自分の体のことを自分で決められるのはとても大切で、誰もが当事者になり得る」などと述べ、アフターピルの薬局での販売を早期に実現するよう訴えました。 女性から圧倒的な関心を集めたこのニュースについて、公認会計士で税理士の森井じゅんさんは、「(アフターピルを)手に取ることができるということは非常に重要なこと」と言います。というのも、アフターピルは早く飲めば飲むほど効果があると言われているそうで、「何かあったとき、必要なときに(すぐに)手に入ることは大切」と森井さん。 一方で、入手が容易になると「性的活動が活発になってしまうんじゃないか」などの議論もあることに触れつつ、「いずれにせよ自分を守る、大切にしていく教育はしていかなくてはいけない」と性教育の重要性を強調。そして、「そのなかでアフターピルの使い方を含め、しっかりと教えていく。私たちも知っていくことが大切」と述べると、MCの堀潤は「守るほうを手厚くしてほしいですよね」と大きく頷きます。 かたや国際弁護士の湯浅卓さんは、性教育の本場と言われるアメリカの人気ドラマ「フレンズ」の劇中でのワンシーンを引き合いに「コンドームを使おうとする男性の友人が『コンドームに避妊率は97%と書いてあるよ』と言うシーンがあって、つまり3%は(避妊に)失敗する可能性があることをドラマのなかで伝えていた」と言い、「アフターピルもコンドームも両方必要というような常識は、ある程度日本でも作っていく必要があると思う」と見解を示していました。

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(2020/11/21)