J1川崎、敗戦で足踏み 勝てばVの機会逃し鬼木監督は「勝利につなげたかった」(産経新聞)

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 21日に行われたサッカーの明治安田生命J1リーグで、首位を独走する川崎は勝てば優勝が決まる大分戦に0-1で敗れ、リーグ制覇を持ち越した。  川崎が千載一遇の機会を逃した。「勝てば優勝というチャンスがあるのだからチャレンジする。その次でいいなんて考えていない」と必勝を誓っていた鬼木監督は大分に敗れ「選手は戦う姿勢をみせてくれた。勝利につなげたかった」と悔しさを隠さなかった。  0-0の前半34分、川崎サポーターが詰めかけたスタンド前のペナルティーエリア内で痛恨のミスが起きた。谷口が裏を取られかけた野村の肩に手をかけ、得点機会の阻止で一発退場。同36分に、このプレーで与えたPKを野村に決められたのが決勝点となった。  谷口の退場前から川崎らしさは鳴りを潜めた。立ち上がりから大分に主導権を握られた。選手たちは相手ボールを奪う場所を絞り込めずピッチを漂った。大島は「重圧がかからず、攻撃もうまくいかず、退場者を出すきっかけを作ってしまった」と振り返った。  開幕から25試合は22勝2分け1敗と圧倒的な強さで突っ走ってきた。優勝が目前に迫った直近4試合は1勝1分け2敗と急激に失速している。守田は「優勝が決まっても決まっていなくても、一喜一憂することなく次の試合へいい準備をしていく」と前を向いた。  試合前日の20日から大分行きの飛行機内や大分市内では、川崎のユニホームを身につけたサポーターが目についた。期待に満ちたスタンドに勝利を届けられなかった。試合のない22日、G大阪が浦和に勝てなければ優勝が決まる。静かに結果を待つ。(奥山次郎)

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(2020/11/21)