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北朝鮮による拉致問題について理解を深めてもらおうと福岡市で講演会が開かれ、拉致被害者の横田めぐみさんの弟・拓也さんが悲痛な思いを訴えました。 早良市民センターで開かれた講演会は、定員を240人に減らすなど新型コロナの感染対策が徹底される中、会場は満席となりました。 横田めぐみさんの弟で「拉致被害者家族会」の事務局長を務める拓也さんは、「すべての被害者の即時帰還という水準を日本政府は下げてほしくない」と訴えました。 来月10日から16日は「北朝鮮人権侵害問題啓発週間」となっていて、福岡市は市役所の1階で拉致問題に関するパネル展を予定しています。

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(2020/11/21)