都市対抗野球 ヤマハ打線、若手が台頭 27日に初戦(@S[アットエス] by 静岡新聞SBS)

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 社会人野球の第91回都市対抗野球大会が22日、東京ドームで開幕する。2年連続41度目出場のヤマハ(浜松市)は27日の1回戦で日立製作所(日立市)と対戦する。若手の台頭で打線は厚みを増し、投手陣も好調を維持。新型コロナ禍で大半の公式戦が中止になった今季、最後にして最高峰の真剣勝負に全てをぶつける。  今月上旬に行われた伊勢・松阪大会では接戦で強さを発揮し、先行されても焦らず逆転する粘りを見せた。「いいチーム状態」と言う矢幡主将は「初戦は力みがちだが、やってきたことを自信を持って出すだけ。大会があることに感謝し、一丸となって日立戦に臨む」と意気軒高だ。  若手野手の台頭が心強い。室田監督は「勝ち上がる時は日替わりヒーローが出ることが多い」とチーム内競争の激化を歓迎する。3年目の笠松は伊勢で2本塁打を放ち、最近のオープン戦も三塁手で先発出場。「初球から自分のスイングを心掛けている」と積極性を結果につなげている。「僕らが底上げすることでチームは強くなる」と役割を自覚。「打撃も守備も、自信を持って臨みたい」と出番に備える。  投手は中継ぎ陣が好調。九谷、大野(静岡商高出)、池谷(静岡高出)の左腕3本柱が盤石だ。大野はコロナ禍を機に、取り組んできたトレーニングの成果を「上半身に疲労がたまっても力が出せるようになった」と実感。「投手は高いレベルで競り合っている。少しの調子の変化で立場が変わる。大事な場面で100%を出せるようにしたい」と準備に余念がない。  DeNAにドラフト5位で指名を受けた池谷は18日、約50日ぶりに実戦登板。「投球の感覚はいい感じ。変化球で腕が振れていた」と好感触だった。昨年、東京ドームのマウンドを経験。加えてヤマハの室内練習場のブルペンの土をドーム仕様にしたためイメージづくりは万全だ。「(プロ入りの前に)まずは都市対抗。しっかり仕事をする」と恩返しの舞台に集中する。

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(2020/11/21)