ドゥカティ『パニガーレ V4』に「SP」、軽量サーキット仕様が登場(レスポンス)
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ドゥカティは11月18日、「ドゥカティワールドプレミア2021」の「エピソード3」において、『パニガーレV4 SP』(Ducati Panigale V4 SP)をデジタルワールドプレミアした。
写真:ドゥカティ・パニガーレ V4 SP
「ドゥカティワールドプレミア」は、毎年恒例の新車発表イベントだ。今年は新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大に配慮して、デジタル形式で行われている。
「ドゥカティワールドプレミア2021」は、5回に分けて開催され、まずは11月4日の「エピソード1」において、新型『ムルティストラーダV4』が発表された。これに続いて11月11日、「エピソード2」では、『Xディアベル』と『スクランブラー』の2021年モデルが発表された。そして11月18日、ドゥカティワールドプレミア2021のエピソード3において、パニガーレV4 SPがデジタルワールドプレミアを飾った。
◆往年のドゥカティのスーパースポーツバイクに由来する「SP」
パニガーレV4 SPは、『パニガーレV4』ファミリーに追加された「SPバージョン」だ。製造番号が刻印されたパニガーレV4 SPは、往年のドゥカティのスーパースポーツバイクのフェアリングに配されていた「SP(Sport Production)」のイニシャルを現在へと復活させるモデルとなる。
伝説的なドゥカティ『851』で初めて導入されたSPの略語は、現在のスーパーストックの前身であるスポーツ・プロダクション・チャンピオンシップに参戦するレーシングバイクを開発するためのベースモデルであることを示していた。
ドゥカティは、今日でもSPというイニシャルを、サーキットでより速く走るための専用のテクニカル機能を備えたプロダクションモデルを意味する言葉として使用している。
◆軽量なカーボン製ホイールにブレンボ製ブレーキ
パニガーレV4 SPは、サーキットで速いタイムを出したいライダーを視野に入れている。このモデルは、ライダーのスキルに関係なく、非常に乗りやすく、疲れにくいモーターサイクルに仕上がっているという。とくに、ブレーキング時の挙動に優れており、軽快にコーナーに進入して車体をバンクさせ、思い通りのラインを描くことを可能にしている。
パニガーレV4 SPは、カーボンファイバー製の軽量5スポークホイール、専