東映・岡田裕介会長が71歳で死去 映画業界の顔として長年にわたり活躍(ぴあ)

【リンク先抜粋】
東映代表取締役グループ会長・岡田裕介氏が、11月18日午後10時58分、急性大動脈解離により都内病院にて逝去(享年71)した。岡田氏は業界の様々な要職も務める“日本映画の顔”的な存在として多くの映画人に愛されてきた。 【全ての写真】岡田会長が手がけてきた映画作品の画像 岡田氏は俳優として、『赤頭巾ちゃん気をつけて』(1970年)で映画デビューを果たすと、『実録三億円事件 時効』(1975年)、『火宅の人』(1986年)などに出演。『吶喊』(1976年)では俳優兼プロデューサーも務めた。 高倉健、吉永小百合が主演を務めた映画『動乱』(1980年)でプロデュースを務めると、『天国の駅 HEAVEN STATION』『華の乱』『きけ、わだつみの声』『千年の恋 ひかる源氏物語』『北の零年』『北のカナリアたち』『北の桜守』『いのちの停車場』などを手がけた。2021年公開予定の『いのちの停車場』(監督:成島出、主演:吉永小百合)では、陣頭指揮を執っていたが完成を待たずしての急逝となった。 岡田氏は業界内のさまざま要職を務めるキーマン的な存在で、これまでに日本映画製作者連盟(映連)や、日本アカデミー賞会長なども長年勤めた。日本アカデミー賞は昨年、会長職を譲ったばかりだった。 会見に登壇した際には軽快なトークで記者や俳優陣をなごませる柔和な人柄で知られる一方、“映画づくり”に対する真摯な姿勢と、困難な企画であっても実現させようと奮闘する姿は、多くの映画監督、俳優、スタッフの信頼を集めてきた。 なお、通夜・告別式は、近親者で密葬として執り行われる。お別れの会などは後日開催される予定だが、詳細は未定。 訃報に際して、多くの作品でタッグを組んだ吉永小百合、東映株式会代表取締役社長・手塚治よりコメントが寄せられた。 吉永小百合 信じられないことです。 お疲れが溜まっていらしたのですね。 これから映画の完成まで、どうぞお力を私達に与えてください。見守ってください。 吉永小百合 手塚治(東映株式会社 代表取締役社長) 本当に突然の訃報であり、驚きと悲しみに包まれ、未だ動揺のさなかであります。 まだまだご活躍をしていただきたかったし、教えて頂きたかったこともたくさんありました。 この悲報は、東映のみならず、映画産業の、日本の文化全体においても大きな損失です。 我々は、この悲し

続きはこちら

(2020/11/20)