大崎市「旧橋平酒造店」・栗原市「旧高橋家住宅」登録有形文化財に 東松島市「赤井官衙遺跡群」は国の史跡に(KHB東日本放送)
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文部科学省の文化審議会は、明治時代の街並みを伝える酒屋の店舗など県内の5つの建造物を、国の登録有形文化財に加えるよう、萩生田文部科学大臣に答申しました。
このうち大崎市古川にある創業1790年の「旧橋平酒造店」から、いずれも明治前期の建築と見られる店舗、帳場・主屋の3件が選ばれました。
出桁(だしげた)造りと呼ばれる大きく外に突き出た軒のある店舗や、しっくいで上塗りされた土蔵造りの帳場などが、旧奥州街道沿いの街並みを今に伝えています。
旧橋平酒造店管理者佐々木淳一さん「本当に嬉しい限りです。この雰囲気を味わいに来てもらえたら嬉しいなと思います」。
このほか、栗原市一迫にある「旧高橋家住宅」の主屋と馬屋が、江戸時代の農家の生活や里山の景観を伝える建造物として選ばれました。
これらが登録されれば、県内の登録有形文化財は189件になります。
また審議会は、東松島市の「赤井官衙遺跡群」を、奈良時代の東北の政治に関する重要な拠点として国の史跡に指定するよう答申しました。