新感覚の文化イベント開幕 宗教行事にライブや青空市をプラス/台湾(中央社フォーカス台湾)

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(台北中央社)165年の歴史を誇る台北市万華(旧称艋舺)の宗教行事「艋舺青山祭」が、若者向けの要素をプラスした新感覚の文化イベントにイメージチェンジした。19日の記者会見に出席した文化部(文化省)の彭俊亨政務次長は、異なる世代に参加してもらい、音楽を通して民間信仰への理解を深めてもらえれば」と期待を示した。 同部の資料によれば、艋舺青山祭は、1859年に落成した道教寺院、艋舺青山宮に祭られる、疫病や災いから人々を守ってくれる主神、青山王(三国時代の孫権に仕えた張悃将軍)の生誕(旧暦10月23日、今年は12月7日)を祝う祭典。ご神体が毎年旧暦10月20日と21日(同12月4日と5日)に夜間の視察を行い、同22日(同12月6日)には日中、万華一帯を巡行する。 今年は、非政府組織(NGO)中華文化総会のアイデアで規模を拡大。海の女神、媽祖を祭る中部・雲林県の北港朝天宮や北部・苗栗県の白沙屯拱天宮などが巡行に加わるほか、若者向けの野外ライブ、衣食住を通して万華を紹介する青空市、祭典や地元の歴史などにスポットを当てたガイドツアーや講座などが企画されている。ライブにはシンガーソングライターの鄭宜農やロックバンドのフレッシュジューサー(血肉果汁機)、原住民(先住民)プユマ族出身の歌手、サンプーイ(桑布伊)などが出演する予定。 ライブは2~4日の午後7時から9時10分、5~6日の午後6時から9時40分、青空市は5~6日の午後2時から9 時まで、いずれも艋舺公園で開催される。 (王心妤/編集:塚越西穂)

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(2020/11/20)