国民健康保険公団のたばこ訴訟、敗訴に対し…たばこ業界「裁判所の判決を尊重し、歓迎する」=韓国(WoW!Korea)

【リンク先抜粋】
国民健康保険公団が「喫煙により発生した保険給与費を賠償せよ」とし、たばこ会社らを相手取って起こした訴訟で、敗訴判決を受けたことについて、たばこ会社らは「裁判所の判断を尊重し、歓迎する」と表明した。 【写真】もっと大きな写真を見る これに先立ち2014年、国民健康保険公団はKT&G、韓国フィリップモリス、BATコリアを相手取り、喫煙保険加入者3484人の治療のため支給した健康保険給与の賠償を請求する訴訟を起こした。しかし20日、ソウル中央地方裁判所は健康保険公団の主張を棄却し、訴訟費用も原告が負担しなければならないと判決した。 これに対し、KT&Gは健康保険公団の訴訟結果に関する意見文を通じ、「裁判所の慎重かつ思慮深い判断を尊重する」と発表した。 続いて「疫学的相関関係だけでは個別喫煙受診者(病院の診療を受けた人)たちの肺がんおよび喉頭がん発病と喫煙の間の因果関係を認証できないと判断したこと」とし「原告が個別受診者に治療費を支給したからといって、製造者を相手に保険金支給額損害賠償債権が成立しないことを明確にした」と言及した。 また、「今回の判決は国家機関がたばこ会社を相手取り提起した国内初の訴訟でKT&Gの違法行為がなかったという点をもう一度確認したという点で意味がある」と評価した。 韓国フィリップモリスも「判決で地方裁判所はたばこ訴訟の件に対する最高裁の過去の判決に忠実に従ったもの」とし「喫煙は個人の選択であり、裁判所は大衆が喫煙による危険性を長い間認知していると一貫した結論を下した」と強調した。 BATコリア関係者も同様に「ソウル中央地裁の判決を尊重し、歓迎する」とし「事業が環境と社会に及ぼす影響を見極め、企業の責任を履行することに焦点を合わせていく」と述べた。 一方、健康保険公団は1審判決に不服との見解を明らかにしており、訴訟の終了までには相当な時間がかかる見通しだ。

続きはこちら

(2020/11/20)