メルセデスベンツ Sクラス 新型の最高峰、「マイバッハ」発表…290mm長い専用ボディ(レスポンス)
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メルセデスベンツは11月18日、新型メルセデス マイバッハ『Sクラス』(Mercedes-Maybach S-Class)をデジタルワールドプレミアした。
写真:メルセデス マイバッハ Sクラス 新型
同車は、欧州で発表された新型メルセデスベンツSクラスをベースに、よりラグジュアリー性を高めた「メルセデス マイバッハ」ブランドのモデルとなる。新型は、メルセデス マイバッハSクラスとしては、2世代目となる。
◆新型Sクラスとは異なる専用外装とエグゼクティブシート
フロントには、クロームメッキのフィンを備えたメルセデス マイバッハ専用デザインのボンネットとラジエーターグリルが装備される。MAYBACHのマークは、グリルのクロームサラウンドにエレガントに表現された。後部ドアは新型Sクラスよりも大きく、乗降性に配慮。Cピラーには固定式のクォーターライトを採用し、マイバッハブランドのロゴが配される。電動コンフォートリアドアがオプションで選択できる。
手作業で施されるツートン塗装仕上げは、マイバッハらしいオプション装備だ。オプションの「DIGITAL LIGHT」は、前方の道路にガイドラインや各種警告サインを投影する。
新型メルセデス マイバッハSクラスのボディサイズは、全長5469mm、全幅1921mm、全高1510mm、ホイールベース3396mm。ベース車両の新型Sクラスのショートホイールベース車に対して、全長とホイールベースは290mm延長されている。
ホイールベースの延長により、後席乗員の快適性を引き上げる。標準の「エグゼクティブシート」によって、後席の居住スペースは、移動オフィスや隠れ家になるという。エグゼクティブシートは、座面と背もたれを個別に調整できる。前席後方のフットレストと電動式のレッグレストを採用することで、快適なリクライニングを実現し、快適な睡眠姿勢を可能にする。レッグレストの調整幅が、従来型比で50mm拡大された。ふくらはぎ部分のマッサージ機能や、首や肩のヒーターなどが装備される。
◆OLED技術を備えた12.8インチ大型ディスプレイ
新型には、最新の「MBUX」が搭載される。MBUXは、「メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス」を意味し、新世代のインフォテインメントシステムだ。特長は、人工知能(AI)によって、学習することにある