韓米連合軍司令官 2年後の作戦統制権移管は「時期尚早」(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】エイブラムス韓米連合軍司令官(在韓米軍司令官兼務)は20日、米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管時期と関連し、運用能力の検証は続いているがまだ行程が残っているとし、文在寅(ムン・ジェイン)政権が公約として掲げた任期内(2022年)の移管は「時期尚早」との見解を示した。就任2周年を記念して行われた記者懇談会で明らかにした。  韓国政府は文大統領の就任後、作戦統制権の移管完了時期について、期限を定めず、「早期転換の推進」と政策を調整したが、軍は文大統領が大統領選の公約で掲げた任期内を目標にしているとの見方が強かった。  エイブラムス氏の発言は22年はもちろん、「早期推進」とする韓国政府の立場とも多少異なる米国側の見解を改めて示したものとみられる。  エイブラムス氏はその一方で、「韓米軍事同盟はこれまでになく強固である」とし、「われわれは共に韓米同盟にとって最大の利益になる方向で意思決定をしていく」と述べた。作戦統制権の移管を巡り、一部で提起される韓米間のずれに対する懸念を意識した発言とみられる。  また在韓国国連軍司令部の再活性化については、「将来的に、国連軍司令部を戦闘司令部に変えるという『秘密計画』は絶対にないことを明確にする」と強調。米国が北東アジア地域の国際秩序を主導することを目標に、国連軍司令部の再活性化を推進するという一部の観測に改めて反論した。  在韓国連軍司令部は1978年の韓米連合軍司令部創設を機に作戦と戦闘実行任務を連合軍司令部に移管した。その後、国連軍司令部の役割は朝鮮戦争の休戦協定維持と履行に縮小された。  ただ最近米国が作戦統制権の移管や連合軍司令部の解体、未来連合軍司令部創設などに備え、国連軍司令部の役割を再調整しようとしているとの見方が出ている。最近では国連軍司令部が独立して作戦を遂行する「独立戦闘司令部」の役割を担うことまで検討されているとの主張が提起された。  一方、エイブラムス氏は、10月10日に北朝鮮労働党創建75周年を記念して行われた閲兵式(軍事パレード)で公開された新型のミサイルなどについて、実際に新型なのか形状だけ変更されたものなのか分からないとし、「どのような武器についても、懸念される部分はなかった」と説明した。  また米国で新政権が発足する前後に北朝鮮がミサイルを発

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(2020/11/20)