新王者・中谷潤人、相模原市役所訪問 市初の世界王者に市長「感動と勇気もらった」(スポーツ報知)

【リンク先抜粋】
 プロボクシングWBO世界フライ級(50・8キロ以下)新チャンピオン・中谷潤人(22)=M・T=が20日、神奈川・相模原市役所を訪問。本村賢太郎市長(50)に王座獲得の報告をした。  今月6日にWBO1位ジーメル・マグラモ(26)=フィリピン=との王座決定戦に8回KO勝ちし、新王者となった中谷は、父・澄人さん、M・Tジムの村野健マネジャーとともに市役所を訪れた。「相模原はプロデビューした時から住まわせてもらい、練習させてもらっている所。明るいニュースをお届けできてよかった」と笑顔で報告すると、本村市長からは各分野で優秀な成績を収めた人をたたえる「称賛の盾」が贈られた。  ベルトを持って「重いなあ」と感激した様子の市長から「KOで勝とうと思った?」と聞かれると「はい。皆さんに喜んでもらおうと」とニッコリ。「1回にパンチがあたった時に(マグラモの)目が飛んだのが分かりました」と“秘話”を披露。これには市長も目を丸くした。本村市長は「市民は感動と勇気をもらいました。これからも防衛を続けて、強い選手と戦って、勝ち続けてほしい」とエールを送った。  中谷は中学卒業後、生まれ育った三重県を出て単独で米国にボクシング留学。帰国後は相模原市にあるM・Tジムで世界王者を目指して練習を続けた。4回戦、新人王、ユース王者、日本王者と着実にステップを重ね、ついに中1の時に立てた「フライ級の世界チャンピオンになる」という目標を成し遂げた。デビューからの連勝も「21」(16KO)と伸ばした。「市の誇りです」と話した市教育委員会の石井秀樹スポーツ課長は「今日は市政記念日。毎年、この日には市文化・スポーツ表彰が行われます。今回は時間的に難しかったが、市民の声が上がれば、来年は表彰の対象になり得るかもしれません」と話した。市では、同市在住者で初の世界王者になった中谷の快挙に対し、急きょ「世界王座獲得!」という横断幕を作製、市庁舎とジム近隣の橋本駅に17日から掲示した。  21日からは練習を再開する。「日がたつにつれ、ベルトを取った実感が沸いてきています。でも、練習をこんなに休んだのは初めて。体がウズウズしています。早く動いて、体を慣らしていきたい。まずは防衛戦をクリアすること。そして、その上の統一戦も」とさらなる高みを目指す。

続きはこちら

(2020/11/20)