【阪神】藤原オーナー、虎史上初の球団社長兼任「緊張感が随分ある」「まずは現場へ」「みんなの話一生懸命聞く」一問一答(スポーツ報知)
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阪神は20日、12月1日付で藤原崇起オーナー(68)=電鉄本社会長=が代表取締役会長兼社長オーナーに就任することが決定したと発表した。球団史上初の兼任体制となる。
揚塩健治球団社長(60)は、同日をもって退任(阪神電気鉄道株式会社取締役は継続)する予定。代表取材に応じた藤原オーナーの一問一答は以下の通り。
―球団社長を兼任することになった経緯は。
「経済もこういう状況の中で、いま各部門ともいろいろ必死にやっている。総合的に考えて、私がやるということが今の一番いいやり方かなというところですね」
―抱負は。
「基本的にオーナーとしての抱負と変わりないですね。みなさんの期待されるような、チャンピオンフラッグでみんなでお祝いしようよということの中で、オーナーとしてやってきてるんですけれど。今年も2位だったですけど、チャンピオンフラッグには届いてないわけですから。これからみなさんにもっとそういうふうなことをお届けできるように。それが今度はもっと具体的なところに入っていくという。そういう意味では私も緊張感が随分あります」
―兼務での役割は。
「今から現場へ行ってみなさんとお話して、力を合わせるところはどこだというふうなところを、見極めながらやっていきたいと思ってます。私が思っているのと、近い現場のところへ入っていくのと、これが同じとは限らないわけですから、そういうところを見ながらやっていきたいなと。ただ1人でやれるわけではないので、やはり球団のスタッフ、チームのみなさんと力を合わせてということになると思います」
―メリットは。
「メリットというよりね、自分的には随分現場に入る。オーナーというのは全体の計画をこうやっていこうよと。それを具現化するのが球団であって、その中でみんなの同意を得てじゃあやろうと、こういうのが社長の仕事だと私は思うんですよね。ですから、その辺についてメリットがあるとかデメリットがあるとかじゃなくて、先程言いましたように、私は緊張感を持ってるっていうのは、それを具体的にみんなと一緒にやるというとこの緊張感がいま随分あると。こういう感じですね」
―どういう携わり方を。
「まずは現場に行きます。現場へ行って、現場でもいろんな会議があるようですから、そういうことに参加しながら、そして私の疑問に思ったことをひとつずつみん