「日本にいられてとても幸せでした」東京Vの“10番”レアンドロが引退&帰国を発表。過去には3つの大会で得点王を獲得(SOCCER DIGEST Web)

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 東京ヴェルディは11月20日、クラブの公式ホームページで、所属するFWレアンドロの現役引退および、双方合意のもと契約を解除し、翌日21日にブラジルへ帰国することを発表した。 【動画】レアンドロが惜別のメッセージ!ヴェルディ公式が投稿した特集ビデオ  2005年に当時J1を戦っていた大宮アルディージャに期限付きで加入し、来日したレアンドロは、その後にモンテディオ山形、ヴィッセル神戸、ガンバ大阪、柏レイソルのほか、カタールのアル・サッド、アル・ラーヤンなどを渡り歩き、2018年途中に神戸から東京Vへ加入していた。  個人としては3度の得点王を獲得。G大阪時代の2009年にはベスト16で敗退したものの、10得点でACL(アジア・チャンピオンズリーグ)、柏時代の14年にはルヴァンカップ、神戸時代の16年にはJ1リーグとそれぞれ異なるコンペティションでトップスコアラーに輝いた。  ヴェルディ加入後、フルシーズンを戦った昨季は25試合に出場しチーム2番目となる7得点を記録。しかし、今季は第1節・徳島ヴォルティス戦でフル出場して以降ベンチ外が続いていた。    引退を発表した35歳のレアンドロは、クラブを通じて以下のようにコメントした。 「私のことを応援してくれた全てのサポーター、私のことを支えてくれた皆さんへ。残念ながら、今年は様々な要因から、ピッチ内でチームを助けることができませんでした。それでもヴェルディがJ1に昇格できるように応援しています。サッカー選手のキャリアを終えるのは、自分にとっても、つらい瞬間です。  けれども、日本で過ごした日々は、良いことばかりでした。喜びに満ち溢れ、時には悲しみを味わいました。それも人生の一部だと思っていますし、日本の皆さんには、感謝しかありません。15年前に日本に来て、今では幸せを感じながら前を向いてブラジルに帰ることができます。日本ではたくさんのことを学び、日本のサッカーを信じてたくさんのことをしてきました。  日本にいられてとても幸せでした。皆さんが愛情をもって私のことを覚えていてくれることを願っています。本当にありがとうございました」  東京Vは現在J2リーグで8位に付けている。日本を愛した“10番”の引退を受けて、残された選手たちの奮起が期待される。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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(2020/11/20)