「秋の我慢の三連休」観光地熱海に広がる困惑(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 新型コロナウイルスの「第3波」真っ只中と見られている中、11月21日からの3連休を不安視するのが観光業界です。県内有数の観光地・熱海は経済活動と感染防止をどう両立させるのか、ジレンマを抱えています。 <小林祐記者>「正午を過ぎたJR熱海駅です。これだけの観光客が訪れながらも一ヶ月以上感染者が出ていなかった熱海にとって、あすからの3連休は複雑な思いがあるようです」  20日も多くの観光客が訪れていた熱海。やっと戻ってきた観光客に加え、稼ぎ時の3連休ですが、多くの観光関係者が悩みを抱えています。 <政府の会見>「新型コロナウイルスのダメージを受けた旅行や飲食などを支援し、感染対策と経済の回復を両立させていくのが基本的な考え方」 <医師会の会見>「今週末は三連休が控えていますが、国民のみなさまには、秋の我慢の3連休としていただきたい」  政府と医師会が打ち出した異なる主張。東京でも県内でも感染が急拡大する今、悩みは深まるばかりです。 <すしの磯丸平和通り店 稲本千恵店長>「書き入れ時できてもらいたが、やっぱり感染が広がってるので複雑」  GoToクーポンの使用も増えてきた矢先の感染拡大。最悪のタイミングだと肩を落とす人も。 <アルカヤ靴店熱海 内藤学さん>「少しでも経済を回すことが100%優先とは言いたくはないけど、やっぱり突然緊急事態宣言とか出されたらたまらない」  春先のように緊急事態宣言が出されると、書き入れ時が一気に閑散期になってしまうと不安は募ります。 <熱海聚楽ホテル 森田金清社長>「GoToトラベルの全面中止は避けてほしい」  こちらのホテルでは21日からの3連休に関してはキャンセルなどの影響を受けていませんが、その先に見据える年末年始がどうなるのか心配の声をあげます。 <熱海聚楽ホテル 森田金清社長>「年末年始我々一番の稼ぎ時。(感染者が)減ることはなくても、増えることはあるので、どうなっていくか不安ですが、緊張感持ってやっていくしかない」

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(2020/11/20)