静岡県 「GoToイート」の人数制限を設けない方針(静岡放送(SBS))

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 3連休を前に新型コロナの感染拡大が止まりません。県内では新たに59人の感染が確認されました。一方で、対応が注目された「GoToイート」について県は人数制限を設けないとした上で、飲食店に対して原則、1テーブルが4人以下になるよう協力を要請しました。  11月20日新たに29人の感染が明らかになった静岡市。静岡済生会などのクラスターによって感染者が加速的に増えていますが、市内では別の動きも出ています。 <静岡市保健予防課>「一般の地域の開業医から届けが出てくるケースが増えてきている」  静岡市ではクラスターに関連していない新型コロナの感染者も増えています。感染経路不明のケースも目立っているため、感染のさらなる広がりが懸念されているのです。20日は静岡市や浜松市のほか、県内の広い地域で感染者が確認されていて、感染者は合わせて59人となっています。感染が拡大する中で県はGoToキャンペーンについて新たな方針を示しました <難波喬司副知事>「GoToイートキャンペーンの食事券・ポイント利用については人数制限を設けません」  GoToイートについて県は5人以上のグループが食事券が使えなくなるなどの人数制限はしないことを20日までに決めました。一方で、県内で1万8000ほどあるすべての飲食店に対し、原則として1テーブルが4人以下になるよう協力を要請したのです。 <県危機管理課 植田達志危機管理監代理>「少人数の子どもや高齢者の介助者、障がい者の介助などについては人数の計算外とします。同居家族も原則の対象から外す」  今後、対応を迫られるのは飲食店です。静岡市駿河区にあるこちらのイタリアンレストランは、現状、店の売り上げの3割ほどがGoToイートの食事券での支払いです。感染防止策には余念がありませんが、経営的にはつらい面も。 <グラデボール 櫻田裕二オーナー>「通常だと5名、6名だとこちらの席を案内するが、これからは席を2つに分けてご案内するようになる。ただでさえ席数を減らしているので、1卓で済むところを2卓にしなくてはいけないというのは店にダメージになる」  GoToイートについて、県は今後、感染がさらに拡大した場合、判断を見直す方針です。

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(2020/11/20)