リモート「第九」でコロナ乗り越えよう 千葉、参加募集(産経新聞)

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 新型コロナウイルスの感染拡大で年末恒例のベートーベン(1770-1827年)の合唱付き交響曲「第九」演奏会が一部で中止されるなか、千葉県君津市の房総楽友協会(早川令子会長)がリモートによる「第九」合唱団員を募集している。年齢や居住地は問わない。「第3波」が指摘されるコロナ禍を乗り越えるために喜びの歌をオンライン上で響かせる試みだ。  コロナ禍では、春の緊急事態宣言下を中心に練習のために1カ所に集まることができず、会場も休館するなど発表会の中止が相次いだ。このため、同協会では、各自が都合の良い場所で収録した動画データを送り、それを編集、加工してひとつにして配信する「リモート合唱団」を計画。9月には、幼稚園児から80代まで県内外の計91人が参加した「上を向いて歩こう」を動画投稿サイト「ユーチューブ」などで公開した。  今年は作曲家、ベートーベンの生誕250年の記念すべき年だが、「密」を避けるため、年末恒例の「第九」公演の中止や規模縮小の動きが出ている。同協会では、音楽でコロナ禍の人々を元気づけようと、リモート第2弾で「第九」の合唱団員を募集している。  同協会ホームページ(HP)にある伴奏用動画をスマートフォンなどで流しながらイヤホンやヘッドホンで聴き、もう1台のスマホなどで収録した動画データを協会に送る。ドイツ語の歌詞に抵抗がある人や、子供向けに「ラララ」で歌う参加も受け付ける。演奏には君津中学校の吹奏楽部や君津にある日本製鉄の吹奏楽団の有志ら計30人が参加する。12月24日に協会がユーチューブなどにアップするという。  早川会長は「第九の歌詞には苦難を乗り越えて喜びに変えたいとの願いが込められている。私たちにもコロナを乗り越えていこうとの思いがあり、ベートーベンの生誕250年の年末にリモート合唱する意味は大きい」と、子供から大人まで一人でも多くの参加を呼び掛けている。  詳細は同協会HPで。締め切りは30日。

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(2020/11/20)