蒲島知事 国にダム建設を要望(RKK熊本放送)

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流水型の川辺川ダムの建設を国に求めると表明した蒲島知事が20日上京し、赤羽国土交通大臣に直接、ダム建設を要望しました。 「命と環境を守るという観点から新たな流水型のダムをお願いしたい」(蒲島知事) 蒲島知事は12年前に川辺川ダム計画を一度は白紙撤回しましたが、19日ダム建設の方向に大きく舵を切りました。この方針20日赤羽国土交通大臣に直接伝えました。 「国としても全面的に受け止めたい。地元の皆さんの声が反映できるような緑の流域治水対策にしていきたい」(赤羽国土交通相) また赤羽大臣は、蒲島知事が求めた環境への影響調査に関しても国が実施する考えを明らかにしました。 「大変嬉しく思います。大臣と知事が会って、合意形成がなされたのではないかと思う」(蒲島知事) 県は、このダム建設を柱とした治水方針や生活再建、道路、鉄道の復旧などを盛り込んだ「復旧・復興プラン」を今月24日に示すと発表しました。 ダム建設の表明を受け7月豪雨の被災地人吉市の松岡市長は、市議会でダムへの考えを改めて示しました。 「流水型ダムを中心にした抜本的治水を、流域の皆様と一体になって推進して参ります」(人吉市・松岡隼人市長) 松岡市長は「人命を守ること」と「清流を守る」ことの両立を目指すと強調しました。 また、蒲島知事が表明したダムだけではない「遊水地の整備」や「川底の掘削」を含めた流域治水を実現していきたいとしました。

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(2020/11/20)