竹内アンナ、リリースツアーで示した新世代シンガーソングライターとしての可能性:レポート(MusicVoice)

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 竹内アンナが16日、東名阪ツアー「1st ALBUM Release Tour『MATOUSIC』」のファイナルとなる東京公演を渋谷CLUB QUATTROで開催した。 今年3月にリリースされた1stアルバム『MATOUSIC』を引っ提げた同ツアーは、もともと3月から5月にかけてバンド編成で予定されていたが、新型コロナウィルスの影響で延期。8か月後にようやく行われたライブはステージ上に竹内だけが立つソロスタイルに変更された。そんな中、彼女は、“身にまとうような音楽でありたい”という意味を込めたアルバムのタイトルが示す通り、オーディエンスの日々を彩るような音楽を生き生きと描き出してみせた。【森朋之】  彼女自身が開演前のアナウンスをつとめる楽しい演出、そして、アルバム『MATOUSIC』の収録曲「B.M.B」でライブはスタートした。前半4曲はトラックを使わず、アコギと歌だけでパフォーマンス。多彩なピッキング、ギターのボディを叩くスラム奏法を交え、心地よいグルーヴが生れる。「ALRIGHT」では弦を叩くスラップ奏法でしなやかなビートを響かせ、観客も気持ちよさそうに体を揺らし始める。もちろん、中心にあるのは彼女の歌。しなやかさと凛とした強さを併せ持った歌声は、ステージの上でさらなる輝きを放っていた。  「(椅子席、マスク着用など)いろいろお願いをしていますが、お互いに思いやりを持っていただけたら、あとはいっぱいはしゃいで、心のなかで大声で歌ってもらっても大丈夫。ぜひ、一緒にハジけていきましょう!」というMCの後は、アコースティック・アレンジを施した「RIDE ON WEEKEND」を披露。さらにギターをストラトキャスターに持ち替え、友達と恋人の境界線を描いた「If you and I were,」を切なく歌い上げる。雨の音を交えたサウンドメイクも、楽曲の世界観をしっかりと際立たせていた。  「立ちませんか!?」と呼びかけ、オーディエンスに手拍子を求めた「TOKYO NITE」から、ライブの高揚感は一気にアップ。トラックとシンセを交えたパフォーマンスへ。「20 -TWENTY-」「SUNKISSed GIRL」「Free! Free! Free!」とダンサブルな楽曲を続け、ナチュラルな一体感を生み出していく。ネオソウル、ファンク、R&B、エレクトロなどを交えたハイブ

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(2020/11/19)