使途非公開の南北協力関連予算案 委員会が採決先送りに=韓国国会(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国の国会予算決算特別委員会は19日、予算案調整小委員会を開き、統一部が使途の詳細を公開せずに編成した1779億ウォン(約166億円)の「南北協力基金その他の経済協力事業」予算案を審査したが、与野党間で見解が異なり、採決を先送りした。  同事業は鉄道・道路など南北交流協力の基盤造成事業にかかる経費を無償で支援するもので、今年より61億5000万ウォン増額された。  最大野党「国民の力」の林利子(イム・イジャ)議員は、「国会の予算権限を侵害するもの」とし、「われわれが借金をしながら予算を使っているにもかかわらず、(何に使われるのか)質問も追求もできない予算が1779億ウォンもある」とし、全額削減を要求した。  統一部の徐虎(ソ・ホ)次官は、(詳細な使途を公開すれば)韓国の手の内を明かすことになり、北朝鮮との交渉で問題が生じるとし、「2001年から約20年にわたり与野党に了解を求めて編成してきた特殊性と歴史がある」と説明。原案の維持を要請した。  同事業の予算案の審査は先送りされることになった。

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(2020/11/19)