宮城県医師会が「医療危機的状況宣言」 青森、岩手知事らも注意喚起 (産経新聞)

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 新型コロナウイルスの感染拡大が加速する中、クラスター(感染者集団)が確認された東北の自治体では19日、感染防止対策の徹底を求める動きが相次いだ。入院患者が増加し、医療機関が逼迫(ひっぱく)しているとして、宮城県医師会は今年4月以来の「緊急メッセージ(県医療危機的状況宣言)」を発表。また、青森県の三村申吾、岩手県の達増拓也の両知事も、感染防止対策の徹底を県民に呼びかけた。  宮城県内では学校や高齢者施設でクラスターが発生したこともあり、累計の感染確認が17日に1千人を突破。入院している患者は64人(うち重症者8人。19日時点)で、93床確保している病床の約69%が埋まっている。  佐藤和宏会長は「患者の入院を受け入れている病院からは、悲鳴に近い悲痛な現状が報告されている」と指摘。「ウイルスを甘く見ず、一人一人が感染対策を真剣にやってほしい」として、マスクの着用など感染防止対策の徹底を訴えた。  一方、青森県では先月、弘前市内の飲食店でクラスターを確認。三村知事は「それぞれが気を付けることを丁寧にやることが大事」と指摘した上で「3密」の回避などの感染防止対策を徹底するよう県民に呼び掛けた。  岩手県内でも今月に入り、盛岡市内の飲食店でクラスターが相次いで確認された。盛岡市の谷藤裕明市長と共同会見に臨んだ達増拓也知事は「クラスターが発生した店舗を対象時期に利用された方は、(居住する地域の)保健所まで連絡いただくようお願いする」と訴えた。

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(2020/11/19)