「流水型ダム」建設を要請(RKK熊本放送)

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今年7月の豪雨で氾濫した球磨川流域の治水策をめぐり蒲島知事は、これまでの「川辺川ダム計画」を完全に廃止した上で新たな流水型のダムの建設を国に要請する方針を示しました。 「現行の貯留型「川辺川ダム計画」の完全な廃止を国に求めます。その上で「緑の流域治水」の一つとして住民の「命」を守りさらには地域の宝である「清流」をも守る「新たな流水型ダム」を国に求めることを表明いたします」(蒲島知事) 蒲島知事は専門家からの聞き取りを通して「被害防止の確実性が担保されるダムを選択肢から外せない」と判断した上で流水型、いわゆる穴あきダムにすることで環境にも配慮できるとしています。 「平時には流れを止めずに清流を守り洪水時には確実に水を留める流水型のダムを加えることが現在の民意に応える唯一の選択肢だと確信するに至りました」(蒲島知事) 知事の考えに県議会議員は・・・ 「現行の貯留型川辺川ダム計画を完全に廃止することについては100パーセント賛同していきたい。流水型ダムについては高く評価したい」(自民党・前川県議) 「今回の決断はあまりにも拙速すぎる。民意は必ずしもダムではなかった」(くまもと民主連合・鎌田県議) これに対し蒲島知事は・・・ 「ダムはいらん、それでも(治水は)できると言ったのが私の2008年です。でも今はそれは言えません」(蒲島知事) そして、地域分断の歴史を終わらせる決意を語りました。 「今回の決断によりこれまでの対立の歴史に決着をつけ、100年後の球磨川流域、さらには熊本県にとって必要不可欠なものであったとふりかえる日が来ることを確信しています」(蒲島知事)

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(2020/11/19)