鹿児島大学クラスター18人に 専門家「食事中もマスクを」(MBC南日本放送)

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19日までで18人の感染が確認された鹿児島大学のクラスター。感染したのは同じサークル活動の中で接触した男女で、屋内での活動や、飲食店、カラオケ店に何度か行く中で感染が広まったとみられています。 忘年会などで外食する機会が増えるこれからの季節、注意すべきポイントを専門家に聞きました。 (済生会鹿児島病院 久保園高明院長)「サークル活動中は(感染)起こす確率は少なくて、控室や更衣室で話したり、みんなでご飯食べに行ったりする時が危ない」 日本感染症学会が認定する専門医でもある、済生会鹿児島病院の久保園高明院長です。鹿児島大学で発生したクラスターでは、同じサークル活動に参加した男女が、食事に行っていたことが分かっています。久保園院長は、食事中は、唾液の分泌が増えるので感染のリスクが高まると指摘します。 (済生会鹿児島病院 久保園高明院長)「食事をするときマスクを外す、食べ物を食べて唾液の分泌が増えるので飛沫を飛ばしやす条件と、飛沫を吸い込みやすい条件がそろってしまう。会食中は危険となる」 さらに今回のクラスターでは、食事に行ったあと、何度かカラオケ店を訪れていたことも分かっています。カラオケ店で感染が広がった可能性があることに、業界でも衝撃が広がっています。 こちらのカラオケ店では、検温や消毒、客が入れ替わるごとにマイクカバーの交換を徹底しており、これまでに新型コロナの感染者は出ていませんが、年末の繁忙期を前に客足が遠のくことを心配しています。 (カラオケビッグバン 政耕三郎社長)「年末に(客に)来てほしいが怖い面もある。少しの間休憩してもらい、窓を開けて換気をするようにお願いしている」 久保園院長は、カラオケ店を利用する際も、マスクの着用を心がけることが大切と話します。 (済生会鹿児島病院 久保園高明院長)「歌う人もできればマスクをして、聞く人はマスクをしたほうがいい」 年末に向けて会食が増えるこれからの季節、気を緩めることなく、基本的な感染対策が引き続き求められます。

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(2020/11/19)