感染フェーズ「蔓延期」に 静岡県知事「まさに第3波」(産経新聞)

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 静岡県が、感染状況のフェーズ(段階)を「蔓延(まんえん)期・前期」に引き上げた18日。午前中の段階で「静岡市38人、浜松市22人」と、これまでの県内での最多を大きく超える陽性者報告の一報が入り、県庁内に激震が走った。担当者は慌てて感染症対策専門家会議の委員にメールで報告し、川勝平太知事の指示で対策本部の会議を開催。数時間でフェーズ引き上げを判断した。その後も陽性者は上乗せされ、最終的に87人にまで増えた。 【イラスト解説】新型コロナに感染かな?と思ったら  川勝知事は県民に「今がまさに第3波。感染を抑制できるかどうかは一人一人の行動にかかっている」と呼び掛けた。ただ、飲食店などの営業時間短縮や外出自粛は、感染状況に地域差が大きいため「県内一律に行うのは非合理的で、検討する予定はない」と述べた。国が5人以上の利用は対象外とするよう要請している「GoToイート」の運用については、19日に事業者側と協議するという。  静岡市の田辺信宏市長は「一部の飲食店や市民に気の緩みが生じ、対策を怠ってしまったことが、感染拡大に結びついていると思われる」と懸念を示した。  県独自の感染状況のフェーズは5月に4段階で設定された。しかし「蔓延期」が、国による「ステージ」では「2~4」と広い範囲にあたり、深刻さを把握しづらいと指摘されていた。このため県は今回、蔓延期を深刻な順に、後期(国のステージ4)▽中期(同3)▽前期(同2)とし、計6段階に細分化した。  県が設定した蔓延期の基準は、1週間の新規感染者70人以上▽感染経路不明者35人以上▽PCR検査陽性率7%以上-など。うち新規感染は12~17日で178人、感染経路不明は32人などと、この1週間で数値が一気にはね上がっていた。

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(2020/11/18)