宮城県・女川町・石巻市 東北電力女川原発2号機再稼働認める事前了解（KHB東日本放送）
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宮城県と女川町、石巻市は、18日午前、東北電力に対して、女川原発2号機の再稼働に向けた安全対策工事を認めました。
村井知事と須田女川町長、亀山石巻市長は、東北電力の樋口康二郎社長に対し、4者で締結している安全協定に基づき、再稼働に必要な工事への着手を認める文書を手渡しました。
東北電力は、事故時に原子炉内の圧力を逃がすフィルター付きベントの接続や原子炉内への注水装置を配管につなぐ工事が可能になります。
村井知事「安全に終わりはありませんので、東北電力として、しっかり重く受け止め、安全を最優先にしながら取り組んでほしい」
東北電力の樋口社長は「福島第一原発のような事故を二度と起こさない覚悟で、信頼の再構築に取り組む」と強調しました。
東北電力・樋口康二郎社長「原発の安全対策に終わりはないという確固たる信念の下、引き続き女川原子力発電所の安全性向上に向けて、不断の努力を積み重ねてまいります」
女川原発2号機について、東北電力は、安全対策工事が完了する2022年度以降の再稼働を目指しています。
