新型コロナ 静岡県クラスターが続発 知事は「危機感」(静岡放送(SBS))

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 県内で新たに87人の新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。これまでの1日あたりの最多感染者数は36人でしたので、一気に倍以上に急増しています。静岡市や浜松市では病院などで新たなクラスターも確認されています。 <川勝平太知事>「本県は新型コロナの第3波の渦中にあり、感染拡大を抑止できるか、まさに最大の危機的局面にあります」  過去最多となる新型コロナの感染拡大に強い危機感を示した川勝知事。 <静岡市保健福祉長寿局 和田明久局長>「ここまで人数が伸びるというのは正直見込んでいなかった」  緊張感が広がったのが静岡市です。18日の新たな感染者は38人で、市内の1日あたりの感染者数としては過去最多です。新たに2つのクラスターが確認されました。このうち、1か所は静岡済生会総合病院で、これまでに看護師5人の感染が確認されています。医療体制は維持するということですが、病院では職員や患者の検査を進めています。このほか、カラオケを伴う飲食店でもこれまでに経営者と従業員、客の合わせて5人が感染し、クラスターと認定されています。 <静岡市 街の人>「(Q、きょう静岡しで感染者が38人)え!マジ?怖いを通り超していると思う」「徐々に増えてきて、ついに静岡も来たかなって感じ」  浜松市では34人の感染を発表。市によりますと、このうち14人が中区にあるパブ・アモールの従業員でした。中区のスービックでも従業員12人が陽性と確認され、この2つの店も新たなクラスターと認定されました。  富士宮市や伊豆市、藤枝市などでも新たな感染者が確認され、県内全体ではあわせて87人が感染したことになります。 <県疾病対策課 後藤幹生課長>「感染者の居住地が幅広く分布、都市部以外でも市中で感染している人が増えている」  県は病床のひっ迫状況について、18日正午現在で確保している309床に対し、95人が入院しているため「ひっ迫しつつある」としています。県内では医療機関でのクラスターが相次いでいて、地域医療の維持も課題として浮上しています。 <県疾病対策課 後藤幹生課長>「ついに正念場、一番大事な時期がやってきた。改めて兜の緒を締め直す」

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(2020/11/18)