正男氏息子、オランダ亡命に同意 高級ブランド身に着け(産経新聞)

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 【ソウル=桜井紀雄】米誌ニューヨーカーは18日までに、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の異母兄、金正男(ジョンナム)氏が2017年2月に殺害された事件後、息子の金ハンソル氏一家を中国・マカオから救出した反正恩体制組織「自由朝鮮」のリーダーらの証言を掲載した。ハンソル氏は当初、オランダで難民申請する意向を示したが、米中央情報局(CIA)の要員に連れ出されたとみられるという。  「自由朝鮮」リーダーでメキシコ国籍を持つ韓国系のアドリアン・ホン・チャン氏らが韓国系作家のインタビューに応じた。ホン・チャン氏がハンソル氏とパリで初対面したのは13年ごろ。高級ブランドの靴を履いた姿から「こんな金持ちの子は初めて見た。正男氏はどれほどの金を隠していたのか」と感じたという。  正男氏殺害の翌日、ハンソル氏から「私と母、妹はすぐマカオから逃げなければならない」と救助を求める電話があった。警護してきた警察が消えたという。  組織の別のメンバーが台湾の空港でハンソル氏一家と合流したところ、CIAだと名乗る男性2人が面談を求め、一家のオランダ行きに同行すると告げた。ホン・チャン氏は待っていたオランダで一家と会えなかったという。インタビューした作家はCIAが連れ出したとの見方を伝えた。  韓国の脱北者団体代表は、18年に米国で会ったホン・チャン氏からハンソル氏一家が「首都ワシントン近くの州で暮らしている」と聞いたと説明していた。

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(2020/11/18)