トランプ政権内部で反乱、幹部が「大統領の虚偽発言」糾弾(Forbes JAPAN)

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米国のトランプ大統領は11月17日、合衆国国土安全保障省(DHS)のサイバーセキュリティ対策責任者であるクリス・クレブスを解任した。トランプによると、彼は「大統領が今年の大統領選挙を妨害するために、広範囲な投票の不正が行われたとの虚偽の情報を拡散した」と、公に非難したという。 クレブスはトランプによって、DHSのサイバーセキュリティ担当主任に任命され、同省のインフラ安全保障局(CISA)のトップを務めていた。CISAは先週、「2020年の大統領選挙において、投票が不正に操作されたことを示す、いかなる証拠も見つかっていない」という内容の、前代未聞の声明を公開していた。 トランプはツイッターで、この声明が「非常に不正確なものだ」と非難し、クレブスの解雇を宣言した。トランプによると「死んだ人が投票していたり、投票所の管理人が不正を行ったり、集計マシンの不具合によりトランプに投じられた票がバイデンのものとしてカウントされる事例」が発生しており、これらの事実は全て闇に葬られたという。 しかし、クレブスはさらにトランプの事実無根の陰謀論を政府から与えられたツイッターアカウントで検証し、CISAの虚偽情報訂正サイト(Rumor Control)にも掲載している。 報道によると、彼は以前からトランプに解雇されることを予測していた模様だ。クレブスは解雇後に、個人のツイッターアカウントから「この仕事をやり終えることが出来て光栄だ。私たちは正しいことをした。#Protect2020」と投稿した。 トランプは大統領選挙での敗北を認めることを拒否しており、証拠もなく、バイデンが不正行為によって勝ったと述べている。彼の法務チームは、各州で一連の訴訟を起こしたが今のところ、一つの州においても結果を覆せていない。 トランプはさらに、ドミニオン社の投票集計マシンに不具合があったとの主張を展開し始めているが、これも根拠のない疑惑と見られている。

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(2020/11/18)