ベラルーシ、反政府デモ開始から100日 殴打されてもなお抗議(BBC News)

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アブデュジャリル・アブデュラスロフ、BBCニュース ベラルーシでアレクサンドル・ルカシェンコ大統領の再選に抗議するデモが始まって、100日がたった。警察の残忍な対応にもかかわらず、デモ参加者たちは抗議の姿勢を保ち続けている。 ヘルメットと防護服を着けた警官らが、花や風船を手にした女性たちを警察車両へと押し込む。警官隊は、年金生活者の行進に参加した高齢者たちに向け、催涙ガスを噴き付ける。目だし帽をかぶった男たちが、広場で人気アニメーションの歌を歌っていた音楽家らを追い回す。 それでも、ベラルーシの首都ミンスクの通りには、日曜日ごとに何千人もが押し寄せる。そして、8月9日にあった大統領選ではルカシェンコ氏が不正に勝利したと、非難の声を上げる。 欧米各国の政府も、広く報じられている大統領選の不正と、ルカシェンコ氏の暴力的な弾圧を批判している。 ■「第2次大戦のよう」 IT産業で働くアレシャさん(31)は、日曜の集会に毎回参加している。しかし今月15日、事態はあっという間にひどいものになった。 彼女が行進の出発地点になっていた広場に着いた時、すでに治安部隊が埋め尽くしていた。人々がどんどん集まって来ると、警官らは音や光を発する手投げ弾を使い、警棒で殴って解散させた。 「警官らは繰り返し襲って来ました。恐ろしい状況でした。警官らは猛烈に人々を殴りつけ、腕をねじりあげ、どこかに連れて行きました」とアレシャさんは話した。 彼女は他のデモ参加者たちに続いて、中庭に逃げ込んだ。しかし、ミニヴァンに乗った警官たちにあっという間に追いつかれた。見知らぬ人が彼女と何人かを自宅にかくまってくれ、彼女は助かった。 「ユダヤ人をナチスからかくまった、第2次世界大戦のようだと感じました。恐ろしくて、ショックを受けました」 この日の行進は、拘束されて殴打され、先週病院で死亡した活動家ロマン・ボンダレンコさんを追悼するものだった。彼は、私服姿で記章を着けていない男たちに逮捕された。そうした男たちの集団は、警察がデモ参加者らの排除や拘束に乗り出す際に、警察とよく一緒に行動しているのが確認されている。 大統領選の後、ミンスクや他の都市で前例のないデモが発生した。ミンスクだけで10万人以上が通りを埋めた。 参加者たちは警察の暴力行為の廃止や、すべての政治犯の解放、透明で公正な選挙を

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(2020/11/18)