【米大統領選2020】 投票機のせいで票が減った? トランプ氏の主張を検証(BBC News)

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クリストファー・ジャイルズ、ジェイク・ホートン、BBCリアリティーチェック(ファクトチェック) ドナルド・トランプ米大統領は、全米の選挙当局が利用している電子投票システムを批判し、自分が獲得するはずだった数百万票が削除されたと訴えている。 トランプ大統領の非難の的になっているのは、ドミニオン・ヴォーティング・システムズが提供している投票機。その批判は票の削除から、トランプ氏の政敵が同社に不適切な影響を及ぼしているというものまで多岐にわたっている。 トランプ氏の投票機に関する主張を検証する。 ■トランプ氏の主張:「ドミニオンは全米で270万のトランプ票を削除した」 検証結果:この主張を裏付ける証拠はない トランプ大統領は、保守派でトランプ氏を支持しているワン・アメリカン・ニュース・ネットワーク(OANN)の記事を引用している。 OANNは、「全米で使われている投票システムで、何百万ものトランプ票が削除されたことが分かった」と報道。情報源として、エディソン・リサーチという選挙監視グループが入手した「検査されていないデータ分析」を元にしたと書かれている。 しかしエディソン・リサーチのラリー・ロシン社長は、「我が社はそのような報告書は作成しておらず、有権者による不正行為の証拠は一切持っていない」と話している。 OANNは、自説を裏付ける証拠は提示していない。 トランプ大統領と支持者はまた、フォックス・ニュースの司会者ショーン・ハニティー氏が述べた、ドミニオンが激戦州でトランプ票をバイデン票に切り替えたという主張も拡散している。 ハニティー氏は、ドミニオンの投票機を使用したミシガン州アントリム郡で問題があったと報じ、他の郡でも同様のソフトウエア障害があったと示唆した。 確かにアントリム郡では投票に問題が生じたが、ドミニオンのソフトウエアではなくヒューマンエラーが原因だったと、ミシガンのジョセリン・ベンソン州務長官が明らかにしている。 アントリム郡の職員が投票機の報告機能を正しく使えず、バイデン氏が3000票差でリードしているという誤った報告が最初に発表されてしまったという。 共和党支持者の多い同郡らしからぬ結果に選挙委員が気付き、機能を正常化して集計をやり直したところ、トランプ大統領が2500票差でリードしているという結果になった。 ベンソン州務

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(2020/11/18)