炎鵬は「レスリング技」を覚えるべきか 4場所連続負け越しの小兵に元朝青龍がツイッターでアドバイス(夕刊フジ)

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 ■大相撲11月場所10日目=17日、両国国技館  ようやく本来の姿を取り戻した。西前頭11枚目で92キロの炎鵬(26)=宮城野=は、東前頭15枚目の千代大龍(32)=九重=との立ち合いで、立ち上がるだけで、ぶつからない奇襲戦法。お見合い状態から、前に出てきたところを、鮮やかな突き落としを決め、171キロを土俵に転がした。 【写真】幕内最軽量の98kg小兵・炎鵬  2勝目を挙げた炎鵬は「とっさというか、感覚で。(立ち合いで)当たらないように、どうしたらいいか考えた結果。距離を取って、とにかく動いてという感じだった」と作戦を説明。今場所は9日目に初白星を挙げ「正直、土俵に上がるのも辛かった。どうしたらいいか、わからなかった。何をしても上手くいかない。自信がなくて、怖がって相撲を取っていました。精神的に弱気になっていた」と苦しい胸の内を明かしていた。  9日目は188キロの碧山を足取りから、そのまま寄り切り。その相撲に反応したのが元横綱朝青龍だった。  自身のツイッターで「炎鵬関に一言。相撲稽古以外にレスリングの足たくり技覚えべき。日本レスリング協会会長福田会長に電話電話」と仰天指令。「足取り技覚えたら面白い。他びびるよ。出足ストップ」(原文ママ)とアドバイスを送った。  引退時は148キロまで増えていた朝青龍も、新入幕の頃は120キロ台と軽量に泣かされ、勝つためにあの手この手を繰り出した。足取りで横綱武蔵丸から金星など4勝しているだけに、炎鵬が気になったのだろう。  炎鵬は4場所連続負け越しと苦戦が続き、親方衆からも「取り口を覚えられた」という声が多い。残り5日間で3勝しなければ、9場所守った幕内から十両へ陥落の可能性もある。  「2番勝っただけ。1日1番、自分の出せる力を出せるように」という炎鵬だが、朝青龍の勝利への執念は参考にしたいところだろう。 (塚沢健太郎)

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(2020/11/18)