森保ジャパン、強豪メキシコに完敗 W杯に向けて見えた課題 久保、南野の成長がカギ握る(夕刊フジ)

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 決めきれない、守れない。森保ジャパンのレベルがはっきりと見えた一戦となった。サッカー日本代表(世界ランク27位)は17日(日本時間18日)、オーストリアのグラーツで、過去5戦1勝4敗の強豪メキシコ代表(同11位)と国際親善試合を行い、0-2で敗れた。前半の決定機を外し、後半に入って立て続けに2失点して完敗だった。日本はW杯ベスト8を目標にしているがこのレベルの強豪国を倒さない限り本大会では予選突破は見えてこない。課題が浮き彫りになる2020年日本代表の最終戦だった。  先発メンバーで選択した布陣は4バック。DF陣は右から酒井、吉田、冨安に五輪代表主将の中山。攻撃陣はパナマ戦の南野、久保を外し、1トップに鈴木。原口を左に入れ、トップ下には鎌田を起用した。海外組でも所属クラブでレギュラークラスの選手を投入した。  この日の日本代表は、強豪のメキシコ相手に、流れの中からの得点機をつくることを目標にしていた。前半はその通りに形をつくり、前半12分、左サイドでフリーになった原口が強烈なミドルシュートを放った。続く同15分には原口からラストパスを受けた鈴木がGKと1対1の絶好機。しかしこの2発が空砲に終わったのが痛かった。  「チャンスをつくることはできていた。得点を奪うことができたら違う展開になっていた」と悔やんだ森保監督。しかし攻撃陣の決定力不足は歴代日本代表監督が散々口にしたコメントだ。  「前半は十分チャンスはあったんです。そういう時に決めることは当たり前ですけど。課題ですね」と吉田主将も続けた。  W杯ロシア大会ではともにベスト16だったメキシコだが、やはり実力の差はあったといわざるを得ない。メキシコはこの日、ベストメンバーを組んだ。イングランドプレミアリーグで8試合4得点を記録しているFWヒメネス(ウォルバーハンプトン)やイタリアセリエAで6試合4得点のFWロサーノ(ナポリ)も先発出場。主将のGKオチョア(クラブ・アメリカ)は大黒柱。昨年1月に就任したアルゼンチン出身のマルティーノ監督は21戦してわずか1敗しかしていない。  メキシコが本気になったのが後半だった。同15分、左サイドから動き出したヒメネスがリターンを受けて巧みな身のこなし。ゴール右に流し込まれた。さらに同23分にはカウンターからロサーノに裏に抜け出され、GKとの1対1から右足でしっかりゴ

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(2020/11/18)