野党四党や連合の裏事情はこういうことらしい。国民民主党と社民党の分裂をみて(歴史家・評論家 八幡和郎)(選挙ドットコム)

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いうまでもなく、立憲民主党に一本化するためにリーダーシップを発揮したのは連合である。いったいどうして、前回の総選挙のころは、自民党でも最右派だったはずの小池百合子都知事を中心に希望の党に結集し、憲法改正へまっしぐら?だった連合が、極左的な臭いのする立憲民主党に肩入れするのは普通には理解しがたいことだ。 しかし、これは、連合にとっては、主義主張はどうでもいいのであって、野党一本化してくれさえすれば、なんとかなるということだということなら理解できるのである。 このままいったらどうなるかといえば、次の総選挙では、立憲民主党が政権を取れるはずもないし、現在の議席数が守れるかも微妙だが、惨敗は避けられる可能性は強い。 しかし、その所属議員の質は大分変わるのではないか。というのは、前回の選挙では、立憲民主党は十分な候補者数が得られなかったので、小選挙区で惨敗したり、比例単独だったりした候補者が大量に当選している。 しかし、彼らは次回は厳しい。国民民主党からそれなりに強固な地盤をもち、自民党候補に勝てはしないが、惜敗率でそこそこいける現職、元職の候補者がたくさんいる。重複立候補で当選できるのは、ほとんど彼らではないかとみられている。 となると、総選挙の終わった後の立憲民主党は、現在の構成とはすいぶん違った党になりそうだ。そうなれば連合は立憲民主党が路線を変更することを後押しするだろう。 そういう意味では、国民民主党から立憲民主党へ移った議員たちが臥薪嘗胆ぶりも理解できないわけでない。そういう意味では、次の総選挙で、枝野代表の続投が難しくなる程度に負ければいちばんいい方向に行くのかもしれないが、妙にそこそこ健闘すると期待できるような変化は難しいかもしれない。 国民民主党に残った人たちは、健全なリベラル政党ができるなら中核になるべき人たちであることは確かだ。いずれ、上記のようなかたちで立憲民主党の体質改善が進んだらまた合流もあるのかもしれない。 維新と合流はありうるのかもしれないが、新自由主義的なニュアンスの強い維新と本来的には大きな政府志向のリベラルとは相性がいいとは思えない。ただ、自民党から新人が出馬することが難しいなかでの候補者の受け皿としては、橋下・松井ラインと肌合いが合わない人も国民民主党が民主党の流れを汲むことを嫌う人も入りやすいのではないか。自民党が分裂

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(2020/11/18)