グリッケンハウス、WECのハイパーカー計画は“超真剣”!「トヨタを倒すチャンスがあるのは事実」(motorsport.com 日本版)

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 かねてよりWEC(世界耐久選手権)に参戦する意向を示していたアメリカの小規模メーカー、スクーデリア・キャメロン・グリッケンハウスは、来季から最高峰クラス車両となるLMハイパーカー(LMH)車両を持ち込んでWECの2021年シーズンに参戦することとなる。 【写真】先日行なわれたトヨタのハイパーカーテストの様子  グリッケンハウスが来季投入する2台の『SCG 007』は、イタリアのポディウム・アドバンスド・テクノロジーズが開発。また、フォード、プジョー、ヒュンダイのWRC(世界ラリー選手権)エンジンの設計で知られるピポ・モチュールが3LツインターボV6エンジンの開発に乗り出した。  WECの新シーズンは来年3月にセブリングで開幕予定となっているが、グリッケンハウスは年末までにLMH車両のテストを完了させることを目指している。彼らは来季、同じくLMH車両で参戦予定のトヨタ、バイコレスと争う予定であり、アルピーヌもLMP1車両を用いての最高峰クラス参戦を表明している。また、プジョーも2022年からWECにやってくる予定だ。  こういった背景から、グリッケンハウスのマネージングディレクターを務めるジェームス・グリッケンハウスは、WECへの参戦は決して軽視するべきではないと語った。 「我々のル・マンへの取り組みは真剣なものだ」 「WRCを12度制したピポの素晴らしいエンジンを積んでの2台体制だ。そしてマシンを作っている人間はF1やLMP1の出身だ」 「我々のマシンはとても本格的なものになるだろう。勝てるとは言っていないが、トヨタを倒すチャンスがあるというのは冗談でもなんでもなく、紛れもない事実だ。勝てると言っている訳ではなく、勝つ可能性があると言っているんだ」  2月にはLMH車両のレンダリング画像を公開したグリッケンハウスだが、来季のWECを戦う最終バージョンについてはまだ発表されていない。彼らは見た目としても魅力的なマシンを開発したいと語っており、1960年代のル・マン24時間レースを戦っていたような往年のプロトタイプマシンからインスピレーションを得ているようだ。  マシンの外観について、ジェームス・グリッケンハウスは次のように語った。 「これは我々にとって重要なことだ」 「私は60年代のマシンが好きで、それらは美しかった。フォードGT、ローラ、ポル

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(2020/11/18)