王会長「さすが工藤!!」絶賛した本当の意味 工藤監督はプレッシャーに耐えられるか(夕刊フジ)

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 【江尻良文の快説・怪説】  パ・リーグ王者のソフトバンクは、2位ロッテとのクライマックスシリーズ(CS)を豪快に連勝して突破。21日からは2年連続で巨人と日本シリーズで激突するが、巨人OBからは早々と「巨人は不利だ」と悲鳴が上がっている。  「さすが工藤監督が率いるホークスは強いな」  無傷でCS突破後、こう自画自賛したのは誰あろう王貞治球団会長だ。  自ら工藤監督に課したノルマは「今季はウチも3年ぶりのリーグ優勝をして、2年連続巨人相手の日本シリーズに勝つこと」。誰からも文句なしに不滅の金字塔、V9巨人以来の4年連続日本一を光り輝かせるためだ。改めて工藤ホークスを絶賛したのは、世界の王流の喝入れといえる。工藤監督が計り知れないプレッシャーに、耐えられるがカギになるだろう。  一方の原巨人が8年ぶりの日本一を目指す日本シリーズを前に、巨人OBたちが「ソフトバンクは強すぎる。巨人は不利だ」と声をそろえるのは本音だろう。何年間も交流戦、日本シリーズで「パ高セ低」の実力格差を見せつけられている。  しかも昨年の日本シリーズでは、ソフトバンクに1度も勝てずに4連敗の屈辱。今年もペナントレースで大苦戦したロッテ相手に、CSで圧勝してみせたホークスの強さは改めて衝撃だろう。  ただ、ここまで圧倒的な「ソフトバンクは強すぎる。巨人は不利だ」という下馬評は、巨人のプレッシャーを軽減するプラス作用が期待できるかもしれない。勝って当たり前の工藤監督に比べ、気楽な立場の原監督がどんな采配を見せるか見ものだ。 (江尻良文)

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(2020/11/18)