【NBA】ドラフトのココが面白い 〝神様〟も1位指名じゃなかった(東スポWeb)

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【KJ松井のCatch&Shoot(42)】米プロバスケットボールNBAは18日(日本時間19日)に2020~21年シーズンのドラフトを行う。昨年、八村塁(22=ウィザーズ)が指名されたことを覚えている人も多いだろう。同じ「ドラフト」でも日本のプロ野球とはシステムが違い、指名された直後にトレードに出されることも珍しくない。過去には“神様”も1位指名されなかったNBAドラフトについて、本紙バスケット評論のBリーグ・京都ハンナリーズの松井啓十郎(35)が解説する。  昨年のドラフトで八村選手は1巡目の全体9位でウィザーズから指名されました。日本のプロ野球のドラフトでは1位指名が重複すると抽選になりますが、NBAでは基本的に前のシーズンの下位チームから順に指名していきます。1巡目の30人は2年契約が保証されますが、2巡目になるとこの保証はなく、指名されたからといって契約を結んでもらえないケースも珍しくありません。  また1巡目の選手は年俸も指名順位によって変わってくるので、ちょっとした順番の違いで数千万円~億の単位で変わることがあります。下位チームが先に指名するので、昨年1巡目1位のザイオン・ウィリアムソン(20=ペリカンズ)がそうだったように、基本的には10番目ぐらいまでのチームは指名する選手を新たな中心として考えます。  ただ、今年1巡目2位の権利を持っているウォリアーズは、これが当てはまらないと思います。昨シーズン15勝50敗の絶不調の原因はステフィン・カリー(32)、クレイ・トンプソン(30)らがケガでプレーできなかったため。いくらドラフトでいい選手を獲っても試合に出られないとなると、トレードで他のチームから選手を獲る“駒”にするために指名する可能性は十分にあると思います。  ドラフトでは指名されたチームのキャップをかぶりますが、すぐに違うチームのキャップをかぶるのはよくあるシーンです。このパターンでレイカーズに入ったのがコービー・ブライアントです。1996年に1巡目13位でホーネッツに指名されますが、本人はレイカーズ入りを熱望。才能を見抜いたレイカーズはベテランのブラデ・ディバッツとのトレードでコービーを獲得しました。  また“神様”マイケル・ジョーダンも84年のドラフトでは1巡目3位でした。当時はこの年のアキーム・オラジュワンや翌年のパトリック・ユー

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(2020/11/18)