野口宇宙飛行士、ISSに到着! 「クルー・ドラゴン」運用初号機の位置づけと乗組員たち(sorae 宇宙へのポータルサイト)

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今回の「クルー・ドラゴン」は、単なる初号機ではなく「運用」と断り書きがついています。フライトナンバーも単なる数字ではなく“Crew”-1となっているのですが、これには理由があります。 有人宇宙船には高い信頼性が求められますので、何度も試験飛行を行います。「クルー・ドラゴン」でいうならば、2015年に緊急脱出用ロケットの試験を行い、ついで2019年3月2日にテスト飛行ミッション「デモ1(Demo-1)」にて無人のクルー・ドラゴンが打ち上げられました。これは打ち上げ後3日目にISSにドッキング、8日目に分離し無事に地球に戻りました。次は有人飛行となるところですが、その前に、ロケット飛行中に問題が起きた場合に安全に脱出できるか確かめる飛行中脱出試験が2020年1月19日に行われました。 こうした試験を経て日本時間2020年5月31日、初の有人飛行ミッションとなる「デモ2(Demo-2)」の打ち上げが行われて見事成功を収めました。ここまで実際に宇宙に行ったフライトは2回、ともに「デモ(Demo)」すなわち試験飛行と位置づけられていました。 無人・有人各1回の試験飛行の成功を経て、今度は本番に臨むことになりました。それが今回打ち上げられた”Crew”-1、日本語で言う「運用」初号機なのです。無事に成功すれば、いよいよ本格運用が始まります。クルー2(Crew-2)にはJAXAの星出彰彦宇宙飛行士の搭乗も予定されています。

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(2020/11/18)