現役最古の冷蔵庫を探すワケ 静岡市が目指す省エネの未来(静岡放送(SBS))

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 皆さんはこちらの言葉、「クールチョイス」をご存知でしょうか?地球の温暖化を防ぐため、温室効果ガスの排出を減らすことを目的に、省エネ家電への買い替えなどを進める環境活動です。11月17日から、静岡市ではこの取り組みを加速させようとキャンペーンを始めました。その中の目玉の一つが、古い冷蔵庫を探すというものなんです。いったい、どういうことなんでしょう?  JR静岡駅北口のブースで17日から始まったのは、静岡市と家電量販店などが共同で実施しているクールチョイスのキャンペーンです。 <環境局環境創造課温暖化対策係 杉山凌主事>「地域の企業と協力して事業を実施していくことで、環境問題を啓発事業としてだけではなく、しっかり経済を回すことのできる取り組みに繋げていきたいと考えた」  環境活動というと少し敷居が高いようにも感じますが、このブースでは私たちが手軽に行える取り組みとして、省エネ家電への買い替えについて紹介されています。 <冨森星菜記者>「実は、家庭で一番消費電力が大きいのが冷蔵庫。そこで、一番古い冷蔵庫を応募した人に、最新の省エネ冷蔵庫をプレゼントするキャンペーンをしています」  家庭で消費する電力のうち、約14%が電気冷蔵庫の使用によるもので、その電力量は、照明やテレビ、エアコンよりも大きくなっています。 <菅義偉首相>「我が国は、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする」  政府は温室効果ガスの排出をゼロにする目標を掲げていて、温暖化対策と経済成長を両立させたい考えです。環境省の試算では、古い冷蔵庫を新しいものに買い替えるだけで、消費電力の削減によって年間7500円の節約が実現できるそうです。古い冷蔵庫は買い替えるべきと広くPRするため、静岡市は古い冷蔵庫探しというキャンペーンに打って出たのです。 <環境局環境創造課温暖化対策係 杉山凌主事>「現状、『クールチョイス』はなかなか伝わっていないと肌で感じているので、多くの民間企業と協力して『クールチョイス』というキーワードを市民にも知っていただきたい」  応募できる対象は、静岡市内の家庭にある現役の冷蔵庫。応募期限は12月18日です。

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(2020/11/18)