バイデン氏の政権移行チームがホワイトハウスの上級職員の陣容を発表(産経新聞)

【リンク先抜粋】
 【ワシントン=黒瀬悦成】米大統領選で当選を確実にした民主党のバイデン前副大統領の政権移行チームは17日、次期政権のホワイトハウス上級職員のリストを発表した。大統領選の陣営幹部や民主党下院議員が名を連ねる、内輪で固めた陣容となった。  バイデン陣営の選対本部長を務めた女性のジェン・オマリーディロン氏を大統領次席補佐官に起用するほか、バイデン氏の側近を長年務めてきた陣営幹部のマイク・ドニロン、スティーブ・リチェッティ両氏を大統領上級顧問に充てる。  また、陣営の全国共同議長を務めた黒人男性のリッチモンド下院議員(南部ルイジアナ州選出)が議員を辞職し、大統領上級顧問兼公共参画室長に就任する。 リッチモンド氏は当選5回で議会の黒人幹部会の議長を務めたこともあり、共和党への働きかけなどの議会対策を期待されている。  陣営の法律顧問だった女性のダナ・リーマス氏は大統領法律顧問に就く。同氏はオバマ前大統領の次席法律顧問も務めた。  国家安全保障問題担当の大統領補佐官や報道官などの人事は明らかにされていない。  閣僚ポストの発表は数週間後になる見通し。  一方、急進左派系の有力政治団体「ジャスティス・デモクラッツ」は17日、リチェッティ氏が過去に国民皆保険に反対する製薬会社のロビイストを務め、リッチモンド氏も石油関連企業から献金を受けていることを理由に「政権は企業寄りのインサイダーに占められている」と批判し、民主党内の穏健派と急進左派の路線対立が早くも顕在化しつつある。

続きはこちら

(2020/11/18)