「食べ放題の講義メニュー」をガツガツと 英語嫌い「雙葉女子」をウーバー日本代表に育てた「ICU」(NIKKEI STYLE)

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実は英語が大嫌いでした。ミッション系の雙葉は、英語などの授業も重視していましたが、中2の頃から授業や宿題をさぼるようになり、そもそも基礎となる英単語力が足りなかったのです。 しかし私はICUに入学しました。第1志望の大学の理系学部に落ちたこともあるのですが、あえてここを選んだのです。将来は経営者になりたいと思っていたので、英語が苦手では通らない、だったら英語の強い大学に飛び込んでみるかと考えたからです。ICUの教養学部社会科学科に入りました。 入学当初は戸惑いの連続でした。英語の授業では中級クラスに入りました。帰国子女で、英語はペラペラだけど英文法は理解していなかったり、私のように一応英文法は分かるけど、英語をしゃべるのは苦手だったり、様々なタイプの15~16人でクラスを構成していました。最初は日本人の先生が日本語で説明を交えながら、英語を教えてくれるものだと思っていました。しかし実際は外国人の先生がオールイングリッシュで生徒とインタラクティブにやりとりをする授業でした。 しかも予習などの準備を怠ると、その外国人の先生は「君、そこに立っていなさい」と教室で立たされました。大学生になり、こんな経験をするとは想像もしていなかったのでかなりの衝撃でした。 私は今までの学びの姿勢を改めることにしました。ICUは学生数が3000人弱の小規模な大学なので、文系の中で授業料は比較的高額です。ただその分、教養に関する様々な講義を受けられます。同じ授業料なら多くの講義を受ける方が投資対効果は大きい。「食べ放題の講義メニュー」だったので、それなら貪欲に講義を受けて単位を取ろうと考えたのです。 実際、世界史を学ぶと、その時代の日本はどうなっていたのかを知りたくなって日本史を学び、では当時の日本の法制度はどうだったのかと法律の講義をとるという具合に次々学びたくなります。それぞれの学問は互いにつながっている、リベラルアーツは面白い、と学ぶことが楽しくなりました。

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(2020/11/18)