二刀流復帰も先送り?エンゼルス大谷の来季マイナースタートに現実味(日刊ゲンダイDIGITAL)

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 エンゼルス・大谷翔平(26)が二刀流復帰に向けて早くも汗を流している。  本拠地エンゼルスタジアムで、10月上旬にキャッチボールを再開。球速は130キロと抑えめながら、患部に異常がなければ、年内にも本格的な投球練習を再開する見込み。  今オフ、新たに就任したペリー・ミナシアンGM(40)は「打つことも投げることもできるのは明らか。いろんな形で勝利に貢献してくれると思う」と、二刀流継続を容認する方針を示唆している。  今季、エンゼルス先発陣の防御率は30球団中29位の5.52に終わり、ローテ再編が最優先課題だ。球威が戻って投手として完全復活すれば、先発陣の底上げにつながるだけに、新GMが大谷への期待を口にするのは当然とはいえ、メジャーでの本格的な二刀流復活は先送りされる可能性が高い。  大谷は2018年に渡米してから毎年、故障を繰り返している。今季はコロナ禍でマイナーのレギュラーシーズンが中止になり、手術明けながら調整登板ができなかった。先発の頭数が足りなかったため、ビリー・エプラー前GMの方針から、ぶっつけ本番で開幕を迎えたことが裏目に出て、わずか2試合に登板しただけで、右肘周辺の筋肉を痛めて今季の登板を見送る羽目に。  新GMは前任者の失敗を繰り返さないためにも、大谷の二刀流復活をせかさない方針だ。GM補佐を務めたブレーブスやブルージェイズ時代は、若手の故障防止に尽力した。マイナーからメジャー昇格を推薦された選手であっても、イニング数や打席数などが一定数に満たなければ、マイナーで十分な実戦経験を積むまでは昇格を見送るなど慎重を期すタイプだ。  大谷は今季、満足に登板していないだけに、来季のメジャーでの投手復帰は未知数。選手のコンディショニングを重視する新GMの方針から、来季序盤はマイナーでの二刀流スタートになるかもしれない。

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(2020/11/18)