ロッテ2位・中森俊介の祖父はサンダル履きのままバック宙を【20年ドラフト選手の“家庭の事情” 】(日刊ゲンダイDIGITAL)

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【20年ドラフト選手の“家庭の事情” 】  中森俊介(投手・18歳・明石商高)=ロッテ2位  ◇  ◇  ◇ 「私の父はサンダルのまま、バック宙をやってみせたんです」  中森の母・美幸さん(42)はこう続ける。 「小学生の頃にジャニーズの『忍者』というグループにハマっていて、彼らのパフォーマンスについて父に話したんです。すると『自分もできるぞ』と、そのまま玄関を出てサンダル履きのまま……。ホント、ビックリでしたよ(笑い)」 ■ピアノにギター  美幸さんもまた、スポーツが得意だった。幼少期からバレーボールをやり、小・中学生の頃は陸上や水泳で地区の代表に選ばれたことも。音楽にも興味があり、ピアノを6年間習っていた。  素材メーカーで営業職に就く父・博さん(42)は中学時代、サッカーで滋賀県の選抜メンバーに選ばれ、高校ではギターに熱中。その腕前と歌唱力は、「私がこれまで出会った人の中で断トツに上手です!」と、美幸さんが太鼓判を押す。  2人は4年の交際期間を経て、お互い20歳の時に結婚。美幸さんは一人娘のため、博さんは中森家に婿入りし、現在も暮らす兵庫県丹波篠山市(旧・篠山市)に移り住んだ。  入籍から3年後、兄弟の次男として産声を上げたのが中森だ。美幸さんは中森の出産後すぐ、船のエンジンなどを手掛ける鋳物メーカーに営業職の事務として再就職した。  その頃、美幸さんの両親が他界。共に暮らす祖母(中森の曽祖母)の負担を減らすために、家事は当番制に。中森も家事全般をこなすようになった。美幸さんが「いつでも嫁に出せます」と笑いながら言うほどだ。  幼少期から家庭の歯車となり、その過程で自立心も養われていった。 「小学1年くらいだと、翌日に使う教科書を母親と一緒に準備するじゃないですか。兄の方はそうでしたが、シュンは『自分でやるから』と嫌がったんです。大丈夫かなと心配で、夜中にこっそり中身をチェックしたのがバレて、怒られてしまったこともあります」(美幸さん) ■便所のスリッパをすべて整える  福住小で児童会長、篠山東中では応援団長や生徒会長を務めた。 「勉強を強制したことはありませんが、成績は良かったです。学ぶことが好きなんでしょうね。それに、シュンはもともと野球の強豪校に一般入試から入るつもりでいたので、自分で目標から逆算して(勉強に)取り組んで

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(2020/11/18)