ヤンキースFA田中将大に…宿敵レッドソックスへの移籍話が急浮上(日刊ゲンダイDIGITAL)

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 メジャーを代表するライバル球団同士が、ストーブリーグでも火花を散らしそうだ。  ヤンキースからFAになっている田中将大(32)に、ア・リーグ東地区の宿敵レッドソックス入りが浮上したのだ。  今季のレ軍はエース左腕で奪三振王2度(2015、17年)のクリス・セールが肘の靱帯を修復するトミー・ジョン手術を受けて離脱。先発陣の層の薄さが響いて、チーム防御率はメジャーワースト3位の5・58と低迷し、5年ぶりの地区最下位に終わった。  左肘手術のセールは来季も、ほぼ全休。現状、勝ち星が計算できるのはヤンキースで田中と同僚だった右腕イオバルディ(今季4勝2敗、防御率3・72)ぐらいのものだ。  来季の巻き返しを図るレッドソックスは今オフ、ヤンキースをFAになった選手に関心を寄せている。投手では田中、打者では今季首位打者のルメイヒュー(打率・364)を獲得し、投打のテコ入れを図ると同時に、宿敵の戦力ダウンを狙ってのものだ。 ■契約は2年24億円規模か  田中は過去7年間でレッドソックス戦に22試合登板し、8勝5敗、防御率5・70。完封も2試合あり、相性は決して悪くない。昨年6月にロンドンで行われたレッドソックス戦では、相手ベンチにサインを盗まれたこともあり、1本塁打含む4安打2四球6失点の大乱調で、わずか3分の2回でKOされた。田中にとってはチーム同士のライバル関係以上に因縁の相手ではあるが、裏を返せばレ軍がのぞきでもしなければ攻略できないと踏んでいた証しでもある。  昨季まで指揮を執っていたアレックス・コーラ監督は、アストロズのヘッドコーチ時代のサイン盗みの責任を問われ、レ軍監督を解任された。そのコーラは職務停止処分が解けた今オフ、レ軍監督に復帰し、ハイム・ブルームGMに先発投手の補強を要望しており、新指揮官が望むひとりに田中も含まれているそうだ。  複数の米メディアは、田中の契約は2年24億円規模になると予想しており、資金力のあるレッドソックスなら十分に捻出できる金額だ。  赤いユニホームに袖を通した田中が、熱狂的なヤンキースファンのブーイングを浴びながら、フェンウェイパークのマウンドに上がる可能性が出てきた。

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(2020/11/18)