照ノ富士は131キロをあっさり吊り出し…力技でヒザは大丈夫?(日刊ゲンダイDIGITAL)

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 段ボール箱でも片付けるかのごとく、あっさりと置き捨てた。  怪力で知られる照ノ富士(28)は10日目、翔猿と対戦。  立ち合いで「お好きにどうぞ」と言わんばかりにもろ差しを許すと、自身は翔猿の両腕をがっちりきめた。すると次の瞬間、小兵とはいえ131キロある相手を事もなげに吊り、そのままスタスタと歩いて土俵外に“運び出した”のだ。  さすがは怪力力士と言いたいが、バクダンを抱えている両ひざの状態が気がかりでもある。栃ノ心のように、相手を吊り出してヒザを痛め、長く苦しんだ力士は少なくない。照ノ富士も7月場所で優勝した際、ヒザが限界を超え、「表彰式で土俵に上がるのが大変だった」と話していた。  この力技が終盤の相撲に影響しなければいいが……。

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(2020/11/18)